概要
Android SDK を使用して、Android アプリケーションを開発する環境の構築を行います。開発環境の IDE は Eclipse を使用します。
Eclipse のインストール
次の手順で、Eclipse IDE を準備します。
- Eclipse IDE for Java EE Developers をダウンロードします。今回ダウンロードしたファイルは、eclipse-jee-juno-win32-x86_64.zip です。
http://www.eclipse.org/downloads/ - eclipse-jee-juno-win32-x86_64.zip を展開して、eclipse フォルダを C:\eclipse として配置します。
Android SDK のインストール
次の手順で、Android SDK を準備します。
- Android SDK をダウンロードします。今回ダウンロードしたファイルは、android-sdk_r20-windows.zip です。
http://developer.android.com/sdk - android-sdk_r20-windows.zip を展開して、android-sdk-windows フォルダを C:\eclipse\android-sdk-windows として配置します。
Eclipse IDE の設定
次の手順で、Eclipse IDE の設定を行います。
- Eclipse が使用するワークスペース用のディレクトリ (例: C:\eclipse\workspace) を作成します。
- C:\eclipse\eclipse.exe を起動します。
- ワークスペースに、C:\eclipse\workspace を指定します。
Eclipse 用 Android プラグイン ADT (Android Development Tools) のインストール
次の手順で、ADT プラグインを準備します。
- [Help] - [Install New Software] をクリックします。
- Work with のテキストボックスに https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/ と入力して、[Add] ボタンをクリックします。
- Name のテキストボックスに Android と入力して、[OK] ボタンをクリックします。
- リストビューに、Developer Tools のリストが表示されます。
- Developer Tools にチェックを入れ、[Next] ボタンをクリックして、ダウンロードを開始します。
- 途中ライセンスに同意するなどを行い、進めていきます。
- ダウンロードとインストールが完了すると、Eclipise の再起動を求められるので、指示に従って再起動します。
- 再起動後も引き続きインストール作業が行われます。指示に従って進めます。
その他の設定
次の手順でその他の設定を行います。
- Eclipse IDE の [Windows] - [Preferences] を開き、[Android] メニューを開き、SDK Location に C:\eclipse\android-sdk-windows を設定します。
- ツールバーの中から、[Opens the Android SDK Manager] のアイコンをクリックして、Android SDK Manager を起動します。
- 表示されているリストの中から Android SDK Platforms-tools を探し、インストールされていることを確認します。また、 自分が所有している Android 端末のバージョンに対応した SDK を選択してインストールを行います。私の場合は、Galaxy S (2.3.3) を所有していますので、Android 2.3.3 (API 10) を選択しました。デフォルトで、Android 4.0 が選択されていますが、選択したままでも問題ありません。
エンコード設定
ファイル:eclipse.ini
場所:-Dfile.encoding=utf-8
解説
これで、Eclipse で Android アプリを作成する準備ができました。