各種ニュースから携帯の契約の危険性に詳しくなりましょう。
●スマホを実質ゼロ円の分割払いにして親が滞納すると子どもの信用情報に傷がつくおそれありと政府広報が注意喚起 - GIGAZINE (2013.01.30)
●スマホ端末代、分割払いの滞納注意 - MSN産経ニュース (2013.02.11)
親が携帯料金の支払いを滞納すると、子供にも影響するとのこと。これは盲点でした。分割というのは、端末代の分割支払いのことですが、実体はローンと同じです。通常、商品を店舗でローン購入しようとすると、いきなり信販会社の申込書が登場するので、これからローンを組むんだという実感があります。後日信販会社からも支払予定の明細が送られてきます。なので、自分が今いくらのローンがあるという認識が出てきます。
しかし、携帯分割払いというのは、実体がローン (クレジット契約) であるというのに、携帯販売会社自体がその信販会社の役割を兼ねているため、一見すると、ローン (クレジット契約) を組んでいないように見えます。非常に危ない契約です。実体がローン (クレジット契約) なので、支払いが滞れば、信用情報に傷がつきます。これが親子関係まで影響するというのは、私も初めて知りました。
3カ月以上滞納すると、5年間はその記録が残るようです。
また、ドコモがインターネットショップを始め、携帯料金と一緒に商品代金を引き落とせるサービスを始めていますが、これも危険です。通常の携帯料金だけならば、引き落としができているのに、少額の商品代金のために引き落としができなかったとなると、全体の引き落としができません。もし、分割契約を結んでいると、ローンの支払いができないことになります。
一見すると、安そうだとか、便利そうだというものは、裏に危険が潜んでいます。
キャリアへの支払いは、純粋に通話・通信料に限定するというのが原則でしょう。