フェイスブックは、個人情報の塊です。あえて自分の個人情報を公にする必要はありません。またすべきではありません。
しかし、日本でのフェイスブック利用者は 1,600 万人を超え、パソコンやスマホを日常的に使っている人にとって無視できないサービスになっています。無視できないというのは、周りでフェイスブックを当たり前のように使っているので、使わざるを得ないというのが現実なのです。
そこで、フェイスブックを最小限の情報公開で活用する設定をまとめています。自分のプライバシーを守りつつ、無料のフェイスブックを十分に活用し、周りの人とのコミュニケーションを保ちましょう。
最初に登録する内容だけは正確に記述
最初に登録する内容は、姓名(ローマ字)、メールアドレス、性別、誕生日です。これらの情報だけは正確に入力しなければなりません。実在しない人になってしまいます。但し、名前とメールアドレスについては、以下に注意を書いています。
名前はローマ字で十分
初期登録に必要な名前はローマ字です。漢字の名前は登録後に設定できますが、あえて登録する必要はありません。登録を促すメッセージが表示されますが、無視すれば、そのうち表示されなくなります。
メールアドレスは、フェイスブック専用を用意
フェイスブックには、上部のメニューにある [友達を検索] で、他のメールサービスと連携して友達を探す機能があります。例えば、Yahoo! メールのアカウントとフェイスブックを結び付ければ、Yahoo! メールのアドレスブックに登録されているアドレスが自動的にフェイスブック内で検索に使われ、友達を発見するというものです。例えば、友達とだけつながりたいのに、仕事関連のメールアドレスで登録している場合、仕事関係者が友達かもに表示される可能性があります。必要以上に友達とつながらないように誰ともつながっていない専用のメールアドレスを用意しましょう。
他のメールサービスと連携しない
上記の専用のメールアドレスを用意することと関連していますが、自分がメインで使っているメールサービスとフェイスブックを連携させないようにしましょう。連携すると、フェイスブックは、あなたのメールアドレス法に無制限にアクセスし、それをもとに友達を見つけてきます。あなたのアドレス帳は、友達の個人情報です。フェイスブックに公開してはいけません。
写真は顔写真にしない
見知らぬ他人に顔写真を提供する必要はありません。既定のログでは殺風景なので、友達だけに分かる自分のイラストなどを公開しましょう。