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ACER パソコンのハードディスクを交換する

ACER パソコンの Windows 7 で次のようなエラーメッセージが表示されました。

「ハードディスクエラーの修復に関する手順」

説明文は長いのですが、どうやらハードディスクに問題があるため、すぐにバックアップを取るようにとのことでした。そして、パソコンをシャットダウンし、再度電源を入れたところ、起動画面に次のエラーが表示されました。

「Press F1 to continue」

指示通り F1 を押すと、Windows 7 が起動しますが、再度ハードディスクの修復に関するメッセージが表示されました。

そこで、ハードディスクに問題があると考え、HD Tune を使って、エラーを確認したところ、セクターチェックのスピードが速くなったり、遅くなったりして一定ではありません。それでも進んでいったのですが、半分ぐらいまで来た時にいきなり、Windows 7 がクラッシュして電源が落ちました。

いよいよ駄目ですね。ハードディスクを交換するしかありません。ハードディスクは SATA タイプです。搭載されていた型番は、ST3320418AS です。パソコンショップで SATA タイプのハードディスクを探したところ、1TB の WDC WD10EZRX が 5,980 円で販売されていました。

交換の前にバックアップを確認します。すでにこのパソコンは、Windows 7 標準のバックアップ機能を使って、外付け USB ハードディスクにイメージバックアップしています。これを使って簡単に復元することができます。復元には、システム修復ディスクを使ってパソコンをブートする必要があります。このディスクは、Windows 7 のバックアップ画面で作成することができます。メディアは CD-R で OK です。

次の手順でハードディスク交換 & データの復元を行いました。

1. パソコンのハードディスクを新品に交換する。

2. システム修復ディスクを使ってパソコンをブートする。

3. 外付けハードディスク内のバックアップイメージを使ってシステムを復元する。

非常に簡単です。1 時間もかからず完璧な復元ができました。

尚、ACER パソコンの筐体カバーを開けると、次のようなエラーが電源投入後に表示されます。

「Your chasis has been opened」

このエラーメッセージは、BIOS に入り、BISO Security Features の設定で消すことができます。

Chassis Opened Warning : Clear

以上で完璧にハードディスク交換と使用前の環境に復元することができました。現地での調査、ハードディスク購入、実際の作業でトータル 4 時間ぐらいでした。これはシステムのイメージバックアップを取っていたおかげだと判断します。もし、Windows 7 クリーンインストール、Office などのソフトウェアのインストール、メール、プリンタの設定を考えると、2 日はかかると思います。

尚、ST3320418AS は SATA (3Gbps) ですが、WDC WD10EZRX SATA (6Gbps) です。SATA (3Gbps) のコネクタに接続しましたが、問題なく動作しています。動作音も小さく非常に快適です。

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