お客様からたびたび質問されます。
「無線は異なるメーカーでも接続できるの?」
私が無線親機のリプレースと再設定を行っている時のことです。これまでは Buffalo の無線機器で全て統一していたのですが、Buffalo の無線親機が頻繁に通信が切れるため、NEC の Aterm にリプレースすことになったのです。
問題切り分けののために、まず親機だけをリプレースし、その後、問題があれば、子機も対応しようと考えていました。問題がなければ、このまま親機が NEC、子機が Buffalo となります。
お客様はこの点を心配したのでしょう。結論から言えば、問題なく接続ができ通信ができます。これは 802.11 という規格で統一されているからです。私が再設定したお客様全て問題なく通信ができています。この際、SSID、暗号化方式をリプレース前の機器と同じにしておけば、子機側の再設定さえも不要です。但し、念のため、いつも子機側を再起動しています。
通常は、メーカーに関係なく親機と子機は接続できますが、親機側を特別に機能アップしているような場合は、その機能に対応した子機を準備すると、性能を発揮できます。例えば、Aterm WR9500N (HPモデル) のような機種があります。
私のオフィス、およびお客様のオフィスで、Buffalo の無線親機を導入している場合は、ほぼ 100% の確率で問題が起きています。そのため、順次親機を NEC Aterm にリプレースしています。Aterm では問題が発生していません。
子機に Buffao を使用する理由ですが、壁掛けタイプの無線子機が意外と少ないのです。Buffalo の場合、WLAE-AG300N があり、重宝しています。但し、この機器は省電力モードに入ると、ランプが全て消えてしまうので、動作しているのかしていないのかが分かりづらい欠点があります。