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ケータイの契約者についての知識を身につける

各種ニュースからケータイの契約者についての知識を身につけます。

日本には、大手の携帯キャリアが 3 社ありますが、2012 年 12 月現在、ドコモのみ利用者数が減少しています。同年 11 月には、初めて純減少となりました。

【2013.01.11 追記】

au、通年のMNP転入超過が過去最高に――2012年12月契約数 - ITmedia プロフェッショナル モバイル (2013.01.10)

キャリア 3 社とも 20 万台超えの契約者を増やしています。対等の関係に見えますが、今まで再大手とみられていたドコモは、現在では、3 者とほぼ同じ伸び率ということです。昔のように圧倒的な伸び率ではありません。MNP (Mobile Number Portability) については、ドコモだけがマイナスで、その分を AU とソフトバンクが獲得しています。ということは、MNP の減少幅を新規契約で取っているということです。

ドコモが契約者数を維持または増やすためには、次の手が必要で宇s。

  • MNP 減少をどう食い止めるか?iPhone リリースは困難なので、ドコモにとどまった方が料金的に得という状況を作らないとならないでしょう。端末については、ドコモ製品は非常に質がよいのですが、イメージ的に iPhone に負けています。みんな iPhone を持ちたいのです。iPhone を持つことが一種のステータスになっている感じです。そしてさらに iPhone がよくできていることがさらに拍車をかけています。
  • 新規契約をいかに増やすか?既にケータイの普及率は限界にまで達しています。となると、2 台目、3 台目を狙うことになるのですが、よほど必要がない限り、契約者全員がそのような購入をすることはありません。やはりここでも料金体系ですね。追加購入はもっと割引を増やして契約者数を獲得するしかないでしょう。もちろん、魅力的なタブレットの開発もよいでしょう。

ドコモのMNP転出超過止まらず、契約数も純減に――2012年11月契約数 – ITmedia Mobile (2012.12.07)
ドコモのMNP転出超過、過去最大の約19万に――2012年10月契約数 – ITmedia プロフェッショナル モバイル (2012.12.07)

おおよその契約者数は、ドコモ 6,000 万件、AU 3,500 万件、Softbank 3,000 万件です。しかし、AU は光インターネットなどのセット割りであるスマートバリューで急速に契約者数を伸ばしていますし、Softbank は Willcom やイー・アクセスを買収することで、こちらも契約者数を増やしています。当然、AU と Softbank の契約者数増は、iPhone の取り扱いも影響しています。

仮に次の数字で今後推移していくと、10 年後には、ドコモ 5,400 万件、AU 5,900 万件、Softbank 6,600 万件となってしまいます。

  • ドコモ : マイナス 5 万件
  • AU : プラス 20 万件
  • Softbank : プラス 30 万件

非常に危機的な状況ではないでしょうか。IT 業界の 10 年はあっという間です。

ドコモ、契約数5年ぶり純減 iPhone導入検討も  (2012.12.07)

ドコモはネットワーククラウドを中心に事業を展開していますが、iPhone には勝てないかもしれません。iPhone 導入が最後の残された手段でしょうか。

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