準備
(なし)
デザイン
- フォーム (Form1) にボタン (button1) を配置します。
- フォーム (Form1) にリストボックス (listBox1) を配置します。
サンプルコード (C#)
namespace WinFormsApp1 { using CODE = System.Int32; using PRICE = System.Decimal; public partial class Form1 : Form { public Form1() { InitializeComponent(); } private void Form1_Load(object sender, EventArgs e) { } private void button1_Click(object sender, EventArgs e) { CODE Code = 1; PRICE Price = 1050; listBox1.Items.Add(Code.GetType().FullName); listBox1.Items.Add(Price.GetType().FullName); } } }
解説
.NET の型 (例:System.Int32) には 各言語の型の別名 (例:int) が付与されていますが、さらに他の別名も付与することができます。このサンプルの場合、CODE 型、PRICE 型を作成して、コードや価格を扱う際にはこの型を使うことを決めておけば、誤って違う型を使うことが防げる可能性が高くなります。また、一括して型を変更することも可能です。
C# では using で、VB.NET では Imports ディレクティブを使用して別名を付与することができますが、C++/CLI では同様の方法ではできないと思われます。そのため、旧来から存在する typedef を使用した別名定義で実現しています。結果は当然同一です。
結果
動作確認環境
Visual Studio 2022 Professional (.NET 7 C#11)
ログ
初版:2016.01.23 Visual Studio 2015 Professional (C# 6.0)