データストア (プロバイダー) の使い方について、サンプルコードを用いて説明します。
利用可能なプロバイダーを表示します。
Get-PSProvider
実際に各データストアにアクセスするためには、ドライブを使用
します。利用可能なドライブを表示するには、次のコマンドを使用します。
Get-PSDrive
通常は、ファイルシステムを扱うことが多いかもしれないが、レジストリも同様にコマンド操作できます。しかも扱い方はどのプロバイダーでも同一です。以下はファイルシステムとレジストリを扱う操作の例です。
ファイルシステム D ドライブの Software フォルダのファイルシステム情報を出力
cd D: cd .\Software Get-ChildItem
レジストリ HKEY_LOCAL_MACHINE の HARDWARE のレジストリ情報を出力
cd HKLM: cd .\HARDWARE Get-ChildItem
このように、両社とも共通の操作で情報を操作しています。Get-ChildItem は dir や ls エイリアスに関連付けられているため、ファイルシステムしか操作できない印象がありますが、このようにデータストアの情報を取得するコマンドレットです。尚、cd は Set-Location のエイリアスです。現在の作業場所を取得するには、Get-Location を使用します。$(Get-Location).Path を使用すると、文字列として処理できます。