Windows PowerShell のコマンドレットについて説明します。
コマンドレットとは、Windows PowerShell に標準で用意されているコマンドの一種です。特にコマンドレットがコマンドの中のメインです。
基本的なスタイルとしては、動詞＋ "-" + 名詞の命名規則 (例: Get-ChildItem) です。動詞と名詞それぞれの先頭文字は大文字で表記しますが、コマンドレットの実行の際は大文字と小文字は区別しません。例えば、Get-ChildItem と get-childitem は同一です。
コマンドレットの名前は DOS コマンドと比べると長くなっていますが、途中まで入力して Tab を押すと補完してくれます。例えば、get-c と入力して Tab キーを入力すると、Get-ChildItem に変換されます。複数の補完対象があれば、Tab を押すごとに次々と補完してくれます。逆順に候補を表示させたい場合は、Shift + Tab を押します。