Windows PowerShell には、C: / Function: / Alias: などの複数のドライブなどが存在しますが、FileSystem プロバイダーが提供している C: などと、そのほかのプロバイダーが提供している Function: / Alias: とではドライブの切り替え方法が若干異なる点があります。
C: ドライブを指定してドライブを変更
このサンプルでは、cd エイリアスに C: ドライブを指定して切り替えています。
cd C:
ファンクション (C:) を使用してドライブを変更
Windows PowerShell では、C: という名前のファンクションがデフォルトで用意されており、ファンクションを実行することでドライブの切り替えを実現しています。コマンドプロンプトでの切り替え方法と全く同じですが、実現方法が異なります。
C:
Function: ドライブを指定してドライブを変更
cd Function:
Alias: ドライブを指定してドライブを変更
cd Alias:
※ファイルシステムを表す C: や D: ドライブには専用のファンクションが作成されています。そのため、C: や D: を実行するだけで、ドライブを変更することができます。しかし、Function: や Alias: などの他のドライブには専用のファンクションがされていないので、cd エイリアス (Set-Location コマンドレット) を使用してドライブを変更するしかありません。