Windows Powershell では、コマンドレットに対してエイリアスを作成できますが、そのエイリアスは複数割り当てができます。
Get-ChildItem
Get-ChildItem は DOS ユーザー、Unix ユーザーのために dir / ls という複数のエイリアスが割り当てられています。
Get-Alias | ? {$_.Definition -eq "Get-ChildItem"}
Remove-Item
Remove-Item はファイルやエイリアスなどの項目を削除するもので、これにも複数のエイリアスが割り当てられています。このコマンドレットでファイルやディレクトリも削除でき、それぞれの DOS コマンド名と同じエイリアスが割り当てられています。ここで面白いのは、rd (DOS のディレクトリ削除) でも、ファイルなどの項目を削除できることです。これはエイリアスが単純にコマンドレットの別名であるからです。
Get-Alias | ? {$_.Definition -eq "Remove-Item"}
rd エイリアス
rd エイリアスを使用して、ファイルを削除できます。
rd D:\CmdList.htm