Excel VBA を実行中に予測不可能なエラーに対処する方法を説明します。
予測不可能なエラーとは、テスト中に発見できず、実行段階で発生する可能性があるものです。
■ エラートラップを設定します。
これによって、処理中に何らかのエラーが発生すると、cmdCalc_Click_Exit のラベルに制御が移ります。ここで終了処理をしておくと、安全に処理を終了することができます。終了処理とは、例えば Application.ScreenUpdating を True に設定して描画処理をもとに戻したり、マウスポインタを砂時計からデフォルトに戻す処理です。
このラベル内に書かれた処理は、通常の処理の最後に実行される処理としても使えます。
On Error GoTo cmdCalc_Click_Exit: (処理) cmdCalc_Click_Exit: