準備
(なし)
デザイン
- フォーム (Form1) にボタン (button1) を配置します。
- フォーム (Form1) にボタン (button2) を配置します。
- フォーム (Form1) にボタン (button3) を配置します。
サンプルコード (C#)
using System.Collections; namespace WinFormsApp1 { public partial class Form1 : Form { ArrayList al = new ArrayList(); public Form1() { InitializeComponent(); } private void Form1_Load(object sender, EventArgs e) { al.Add(button1); al.Add(button2); al.Add(button3); for (int i = 0; i < al.Count; i++) { ((Button)al[i]).Click += new EventHandler(Num); } } private void Num(object sender, EventArgs e) { switch (al.IndexOf((Button)sender)) { case 0: ((Button)sender).Text = "A"; break; case 1: ((Button)sender).Text = "B"; break; case 2: ((Button)sender).Text = "C"; break; } } } }
解説
以前の VB にはコントロール配列というものがあり、コントロールにインデックスを付けてインデックスにより、処理を分岐できていました。それと同様の機能を実現します。
まず、ボタンコントロールを代入する ArrayList を作成します。この ArrayList のインデックス番号を使って、ボタンコントロールを認識していきます。
ArrayList からクリックされたボタンのインデックス番号を取得するには、IndexOf メソッドを使います。クリックされたボタンは Sender に入っていますので、これを利用してボタンのインデックス番号を取得します。
あとは、インデックスに対応した処理を実行するだけです。
結果
動作確認環境
Visual Studio 2022 Professional (.NET 7 C#11)
ログ
初版:2016.05.03 Visual Studio 2015 Professional (C# 6.0)