初めて L3 スイッチなるものを設定することになった。なんとなくは知っていたが、設定すると改めて気づくことが多い。
機種はバッファロの BS-G3024MR。アマゾン価格で 91,000 円ほどさすがにいい価格である。
電源を投入
電源投入は AC ケーブルを挿すだけ。電源スイッチはない。ファンの音はさすがに大きい。エンタープライズ向けといった感じ。サーバールームにいるような気分になる。
設定用のウェブサイトにアクセス
BS-G3024MR の初期アクセスアドレスは 192.168.1.254 となっている。通常のネットワークケーブルで接続できるので、まずは自分の PC のアドレスを同じネットワークに合わせないといけない。192.168.1.100 とした。
IE から http://192.168.1.254 にアクセスする。ユーザー認証があるが、初期設定はユーザー名 admin、パスワードなしである。
あれこれ設定を試す
まずは慣れることが必要だ。実際の設定を試す前にメニュー構成を確認し、いつでも初めからやり直せるように初期化の方法を調べる。
設定のコツとしては [設定] ボタンをクリックした後無反応のような状態があり、焦ってしまうが、しっかりとせっては反映はされている。ボタンを押してから 3 ~ 5 秒程度無反応の状態があり、その後、「設定を保存しています...完了」のメッセージが出れば完了だ。このことを知っておかないと何度もボタンをクリックしてしまう。
いろいろな設定を試して、最初からやり直したいときには、管理メニューにある設定初期化からすべてをチャラにできるので安心。但し、ハードウェアリセット的なものはないので、もし、管理ウェブサイトへのアクセス IP アドレスが分からなくなってしまうと大変だと思う。
そのためには、以下の COM ポート接続を行う。ID とパスワードさせ分かっていれば、設定内容の確認や変更もできるし、設定のすべてをリセットすることもできる。
COM ポートへの接続
BS-G3024MR の IP アドレスが分からなくなった場合など、COM ポート接続がいつでもできる準備だけはしておきたい。TeraTerm が便利だ。(初期設定はユーザー名 admin、パスワードなし)
最近は、COM ポートを搭載したパソコンもなくなってきた。私は以前から次のような USB-COM 変換ケーブルを使っている。今回も Windows 8.1 から無事接続できた。
軽く触って気付いたこと
同じ L3 スイッチ内の VLAN どうしは標準で接続されている。これは経路情報を参照すると、その旨が表示される。
ハードウェア IP フィルタのルールを作成する際、許可するものを先に書き、最後に全体を破棄するような設定を書く。
参考サイト
以下のサイトを参考にさせていただいています。ありがとうございます。