バッファロの BS-G3024MR の設定を研究する。
今回は次のような構成で設定を行う。
(説明)
BS-G3024MR 内に 3 つの VLAN を構築し、それぞれ 1 台づつ PC を接続する。VLAN1 がインターネットに接続される VLAN とするが、光ルーターと BS-G3024MR の間に無線 LAN ルーターが 1 台存在している。
VLAN の作成
BS-G3024MR 内に 3 つの VLAN を作成する。
- VLAN ポート (PVID) の作成を行う。
ゲートウェイの設定
(説明)
インターネットへの通り道を設定する。今回は光ルーターに接続されている無線 LAN ルーターとなる。
無線 LAN ルーターの設定
(説明)
192.168.2.0 のネットワークは上記のデフォルトゲートウェイだけの設定でインターネット接続できるが、192.168.3.0, 192.168.4.0 のネットワークは無線 LAN ルーターからの戻りの経路の設定が必要である。
PC の設定
各 PC を次のように設定する。各 PC のゲートウェイは、自分が所属している VLAN の IP アドレスとなる。DNS は共通で無線 LAN ルータのアドレスとなる。
(PC1)
- IP : 192.168.2.10/24
- GW : 192.168.2.254
- DNS : 192.168.2.1
(PC2)
- IP : 192.168.3.10/24
- GW : 192.168.3.254
- DNS : 192.168.2.1
(PC3)
- IP : 192.168.4.10/24
- GW : 192.168.4.254
- DNS : 192.168.2.1
まとめ
これで VALN が作成され、全ての PC の設定も完了した。VLAN 同志のネットワークはデフォルトで通信ができるようになっている。これにより、所属している PC 同志も通信が可能である。但し、Windows のファイアウォールの設定により、ping が反応しなかったりするので、PC 側の設定に注意が必要である。