FileMaker Pro 12 Advanced から SQL Serve 2014 に接続する方法をまとめています。 公式ページの情報を参照すると、バージョン 12 はすでに古いバージョンですし、最新のバージョン 14 でも SQL Server 2014 への接続はサポートされていないようです。しかしながら、何とか成功しました。
1. SQL Serve 2014 のインストール
一般的なインストール手順でインストールしていきます。インストール途中またはインストール後に、混合認証を有効にします。ここでは、sa / pass1234 とします。(パスワードポリシーを解除)
2. データベースとテーブルを準備します。
- データベース : TestDB
- テーブル : Books
- 列
- Id
- Name
- Price
- Memo
- 列
3. ODBC データソースアドミニストレーター (32bit) で、システム DSN を作成します。
- ドライバー : SQL Server Natie Client 11.0
- 名前 : Books_DSN
- ユーザー名 : sa
- パスワード : pass1234
- デフォルトデータベース : TestDB
3. FileMaker Pro 12 でデータベースの作成
a) Books データベースを作成します。 b) ファイル - 管理 - データベース - リレーションシップで、SQL Server の Book を参照します。 b) ファイル - 管理 - 外部データソースで、システム DSN の Books_DSN を指定します。 c) ファイル - 共有設定 - FileMaker ネットワークの設定で、共有を有効にします。(すべてのユーザーを選択) これで、Windows 状から、FileMaker を経由して、SQL Server のデータベースを参照できます。
4. File Maker Go の設定
FileMaker Go 12 がなかったので、13 をインストールしました。 a) FileMaker Pro をインストールした Windows マシンをタップします。 b) Book データベースをタップします。 c) ユーザー名とパスワード (sa / pass1234) を入力します。