ADO.NET Entitiy Framework は非常に魅力的な技術ですが、知るべきことは多いようです。
初回接続のスピードが非常に遅い問題
初期表示フォームで、一度接続しておくとよいでしょう。その際、クエリーの結果を foreach などで処理なしのループ処理をしておきます。この処理の時点で接続処理が発生するためです。
接続文字列が変えられない問題
モデルのコンストラクタの引数に接続文字列を渡せばOKです。その際、base クラスにも渡すようにします。接続文字列は Entity 専用のものを使用します。
この場合、モデルを削除して再度作成した場合、変更点が消えてしまいます。これを防ぐには同名の partial クラスを作成してそちらに変更点を記載すれば OK です。
モデルを作成するときの接続文字列にパスワードを含めないと接続できない問題
パスワードを含めずに接続文字列をとりあえず作成しておきます。この接続文字列は使わず、上記の独自の接続文字列を別途指定してパスワードを指定すれば大丈夫です。