PHP の開発をすることになったので、開発環境を整えることになった。
1. XAMPP をインストールして Web サーバー、PHP、MySQL サーバーを準備する。私の環境の場合は http のポートを 8080 を使うように設定した。
http://www.itlab51.com/?p=949
2. デバッグ機能を有効にする。
C:\XAMPP\PHP\php.ini を開き、[XDebug] セクションにある次の設定を変更する。
zend_extension = "C:\xampp\php\ext\php_xdebug.dll"
xdebug.remote_enable = 1
3. Eclipse の準備をする
Eclipse を使って PHP の開発をする予定なのだが、まずは用語をいくつか押さえておく。
- PDT (PHP Development Tools) : PHP の開発をするための Eclipse 用プラグイン
- WTP (Eclipse Web Tools Platforms) : PDT を動作させるための Eclipse 用プラグイン
- Eclipse for PHP Developers : WTP, PDT を組み込んだ PHP 開発用の Eclipse
インストールは、日本語化パッチも適用された All-In-One を使うことにする。
次のサイトから、PHP 64bit Full Edition (pleiades-e4.3-php-jre_20130626.zip) をダウンロードする。
http://mergedoc.sourceforge.jp/
解凍して、eclipse.exe を起動すると、すぐに日本語化された Eclipse が起動する。もちろんこの時点で PHP プラグインも入っている。私は XAMMP を通常使っているので、この中に含まれている XAMPP は使わない。
Eclipse は起動できた。ここでいくつかの用語をまとめておく。
- ワークベンチ : Eclipse の操作画面全体を言うようだ。日本語化されていない本家の Eclipse をダウンロードして実行すると、最初ワークベンチ画面が表示されず、Welcome 画面が表示される。何をどうしたら、いいのか迷った経験がある。
- パースペクティブ : 開発後の目的ごとにワークベンチのデザインが変わる機能。
- ビュー : パースペクティブを構成しているそれぞれのウィンドウ。
4. Eclipse の設定変更
A) ウィンドウ - 設定 - PHP - PHP サーバーを開き、サーバーのアドレスにポート 8080 を追加する。
B) ウィンドウ - 設定 - PHP - PHP 実行ファイルを開き、C:\XAMPP\PHP\php.exe を登録する。PHP デバッガーは xDebug を選択。