用語
- CRUD (Create-Read-Update-Delete) の略。CakePHP で作成する機能はこの機能単位がワンセットになったものと考え、一つの機能を作っていく。通常は CRUD + I (一覧表示)
- コントローラ:機能のこと。CRUD のセット。コントローラ名=機能名。
- アクション:処理のこと。CRUD それぞれの処理。コントローラクラス内のメソッドのこと。アクション名=処理名。コントローラクラス内のメソッド名に対応する。
- アクション名:index(一覧表示)、view(1件表示)、add(レコード追加)、edit(レコード編集)、delete(レコード削除)
- URI : コントローラ名+アクション名(何をどうする)
- hasOne : 1:1
- hasMany : 1:n
- belongsTo : n:1
- hasAndBelongsToMany : n:n
- Fixture : モデルのテストデータを管理するもの。
- Component : Controller に機能を追加するクラス
- デフォルトモデル:コントローラのクラス名から Controller を除き、単数形にしたクラスのこと。
- AppController:コントローラを作成するための基底クラス
- コールバック・メソッド:コントローラのアクションが実行される前に必ず実行されるメソッド。(BeforeFilter) アクションの実行後に必ず実行するメソッドも定義できる。実行前後で値を書き換えるなどの処理が可能。
- Component:コントローラの補助部品。コントローラ内の共通処理共通クラスとして切り出したもの。コントロールから見ると別モジュール。
- Behaivior:モデルの補助部品。Model から見て別モジュールにもかかららず、モデルの一部のようにふるまう。
- Helper:画面の補助部品。View から見ると別モジュール。コントローラで宣言する
- PHPUnit:自動テスト実行ツール(Fixture.php:テストデータ格納用、TestCase.php:テストコード格納用)モデルを作成する際は両方が作成され、コントロールを作成する際は TestCase.php のみ作成される。ビュー用のテストファイルはない。
- phpDocumentor:ドキュメント自動生成ツール
- ルーティング配列:リダイレクト先の URL を表す
- セッション Cookie:セッションに特化した Cookie
- DboSource クラス:データベースと直接やり取りするクラス。モデルクラスとの中継を行う。
- 画面=レイアウト・ファイル+画面ファイル
- アソシエーション:テーブル間の結合を行うこと。
- ctp (cake template):ビューファイルの拡張子。中身は PHP ファイルと同等。ヘルパーオブジェクトを使用して .ctp ファイルを書き、.php として実行され、最後は html として出力される流れ。
- ビュー:ビューテンプレート (*.ctp)、レイアウト、エレメント、ヘルパー
- レイアウト:ベースとなる HTML。場所:app/View/Layouts、ファイル名:default.ctp, login.ctp
- エレメント:部分的に共通で使用するビュー
- ヘルパー:Form ヘルパー、HTML ヘルパー
- ActiveRecord パターン:O/R マッパーで使用するもので、SQL を記述せずにデータを抽出する。
- app/config/routes.php:アプリケーションの URI を定義する。
- ビューキャッシュ:html をキャッシュし、再要求があった場合にはキャッシュを使用する。core.php の Configure::write('Cache.check', true); で有効にする。