CakePHP の研究 (2)

CakePHP を学習・研究した記録です。

インストール方法

http://cakephp.jp/ から cakephp-2.4.9.zip をダウンロード。
zip ファイルを解凍して XAMPP フォルダにコピー。
(ex c:\xampp\htdocs/cake/0504)
ブラウザから http://localhost/cake/0504/ にアクセス。
この時点で上から、赤色２、緑色３、黄色２、そして最後の赤色２の状態になっている。
エディタで C:\xampp\htdocs\cake\0504\app\Config\core.php を開く。
225 行目 : Security.salt の値を変更
DG93b0qyJxfs2guUubWwvniR2gaC9mi → DG93b0qyJxfs2guUubWwvniR2gaC9mi9999
230 行目 : Security.cipherSeed の値を変更
76930974535424967683645 → 769309745354249676836459999
ブラウザから http://localhost/cake/0504/ にアクセス。
この時点で上から、緑色３、黄色２、そして最後の赤色２の状態になっている。
phpMyAdmin で、データベース cake1 を作成する。
C:\xampp\htdocs\cake\0504\app\Config の database.php.default を database.php にコピー。
database.php の login (root)、password (password)、database (cake1) に書き換える。
ブラウザから http://localhost/cake/0504/ にアクセス。
この時点で上から、緑色５、黄色１の状態になっている。黄色１は DebugKit のインストールなのでこの時点ではＯＫとする。

作成

決まり事

機能名とコントローラ名が対になる。
処理名とアクション名が対になる。
モデルとコントローラを対にする。（推奨）
オブジェクトとモデル（テーブル）が対になる。
URI
localhost/cake/0504/test/view/1 → 1 は id=1 のこと。
{ARD}/app/Config/core.php
- Configure::write('Cache.check', true); コメントアウトを取る。グラフ作成で使用されるため。
- Configure::write('debug', 0); 本番稼働用 (2: デバッグ用)
CakePHP では、主キーに複合キーはサポートされない。通常全テーブルに id 列を設ける。

しくみ

アプリケーション・ルート・ディレクトリ：app, lib, plugins, vendors フォルダが含まれているディレクトリのこと。CLI を実行するときにはここにカレントディレクトリを移動する。以下、{ARD} と略す。
データベース定義ファイルは、{ARD}\app\Config\database.php に記述する。ひな形は、同ディレクトリの database.php.default に書かれている。$default が通常使用される定義、$test は自動テストに使用される定義。
スキーマファイル名は、{ARD}\app\Config\Schema\schema.php に記述する。

処理ステップ

フォルダ構成

app : 自 Web アプリケーション本体
+plugins : 自 Web アプリケーションでのみ使用可能なプラグインを配置する。
+venders : 自 Web アプリケーションでのみ使用可能なライブラリを配置する。
lib : CakePHP 本体
plugins : すべてのアプリケーションで使用可能なプラグインを配置する。
vendors : すべてのアプリケーションで使用可能なライブラリを配置する。