UQWiMax が提供しているインターネットサービス WiMax ですが、やはりエリア内と分かっている場合でも、実際の通信状況が気になります。
そこで、TryWiMax というお試しサービスを利用してみました。
http://www.uqwimax.jp/service/trywimax/
申し込みは、このウェブサイトから簡単にできます。申し込みの際、クレジットカードを登録することで、身元認証を行います。勿論、レンタル費用は無料なので、費用の引き落としはありません。
申し込み後、2 ~ 3 日で、実機が届きました。今回レンタルした機器は、DATA08W です。
接続は非常に簡単で、パソコンでの無線設定時に、この WiMax ルーターが表示されているはずなので、あとはパスワードを入力するだけです。SSID とパスワードは、ルーターの裏カバーを開けると記載されています。
さて、実際の速度ですが、部屋の中に置くと、2.5Mbps ぐらいで、窓際に置くと、4Mbps ぐらいまで上がります。やはり設置は窓際がいいでしょう。この速度ならば、そこそこ使えるはずなのですが、なぜか異常に遅く感じられます。WiMax とパソコンの NIC 間は 72Mbps の速度で接続されており、WiMax のWi-Fi の電波は非常に強く出力されています。
あまりに反応が悪いので、ping 値を確認しました。ここで驚いたのですが、外部ウェブサイト宛に ping を送信すると、タイムアウトします。そして成功した場合でもその値は、2000ms ~3000ms という値です。これでは遅いはずです。
一般的なウェブブラウズも難しい感じです。あまりに反応が悪すぎて接続できないサイトもあります。これでは一般的なインターネットも使うことができません。実用上無理です。YouTube、動画ニュース、Radiko 等も完全にだめです。但し、驚いたのは、湘南ビーチ FM のような Windows Media Player を使った音声は何ら問題なく聞くことができます。
今のところモバイルインターネットでは最高速の WiMax です。これが実情とは思えません。もしすると、レンタルされている機器の不具合かもしれません。
また、何らかの設定があるのかと思い、DATA08W の管理画面を確認しましたが、特に変更する個所はありませんでした。管理画面にログインするには以下の情報を使います。
- IP アドレス: 192.168.1.1
- ユーザー名: admin
- パスワード: WEB キー (背面カバーを開けると記載があります)
エリアを確認してみました。エリアに完全に入っている場所でもアンテナは 1 本しか立ちません。まれに 2 本立つ程度です。エリアの境界付近まで行くと圏外になりました。UQWiMax のエリア確認でエリアギリギリのところはまず無理のようです。