Windows 8 を使っていて最初に気づいた問題が IME についてでした。
複数のアプリケーションを使っていると、IME を OFF にしたつもりなのに、ON になっているというものです。しかし、原因が分かると、これは間違いで、OFF にしたつもりというのは、本来 OFF であるべきアプリケーションで、常に ON になっていたということでした。
具体的には、「ファイル名を指定して実行」や「コマンドプロンプト」では、日本語入力がデフォルトで OFF であるべきです。しかし、常に ON になっていて、毎回 OFF にすることは使いづらいと思っていました。
この原因は、Windows 8 では、IME の状態をアプリケーション間で共有するという新たな仕様が導入されているためです。そのため、今使用中のアプリの IME を ON のまま、コマンドプロンプトを起動すると、ON の状態が引き継がれるというものです。
これを解決するには、次の設定を変更します。
手順
1. コントロールパネルを起動する。
2. [時計、言語、および地域] をクリックする。
3. [言語] をクリックする。
4. [詳細設定] をクリックする。
5. 「アプリウィンドウごとに異なる入力方式を設定する」にチェックを入れます。
これで、Windows 7 と同じような IME の設定となります。